「一枚のカードが、こんなに心の支えになるなんて…」
中学生だった息子が学校に通えなくなり、家の中が不穏な空気に包まれ、心が大揺れに揺れていたあの頃。
私に新しい視点と気づきをもたらしてくれたのは、ある一枚のカードでした。
手のひらに乗るような、ほんの小さなカード。
でも、その絵から私は「根拠のない安心感」と「息子を信頼する気持ち」という大きなパワーを受け取ったのです。
それは理屈ではなく、直感的なものでした。
もちろんその後も心が揺れることはありましたが、
その度にあの時のカードのイメージが「大丈夫」と励まし続けてくれたのです。
カードを開いたその時に気づきが受け取れるだけでなく、その後何年にもわたって心を支えてくれる。
そんなことを身をもって体験した私は、カードリーディングの可能性を痛感しました。
どなたでも、カードから気づきを受け取ることができる。
カードリーディングを「特別な力がある人」がするものというイメージを取り払いたい。
もっと日々の暮らしの中で気軽にカードと触れあって、自分の心の深い部分と対話できたら…。
たとえば、リビングのテーブルの片隅にポンと置いておけるようなカードがあったら…。
そんな自由なカードをと願い、とことんこだわって作ったのがこの『ひらめくカード』です。
イラストは秋山美穂さん。
温かくどこか懐かしいタッチで、『ひらめくカード』に込めた私の想いをたっぷりと表現してくださいました。
また、見る人によって面白いほど違う、幅広い解釈を広げられる奥深さも興味深いところです。
あなたの一番の応援団は、あなたの中にいる。
あなたに力を与えてくれる答えは、あなたの中にある。
その答えに出合うには、自分の心の深い部分と対話することが大切です。
従来のカードにありがちだった「固定された意味」や「決められた手法」から解き放たれたカードで、
自由にイメージを広げて言葉にしてみませんか。
『ひらめくカード』は、あなただけの道をたどるお手伝いをします。
あなたの心の深い部分は、何を語ってくれるのでしょうか。